減震摩擦工法
減震摩擦工法は、従来の耐震構造にさらに減震ブレーキを施工した工法で、地震力や加速度、層せん断力を半減させる工法です。また、減震は免震に比べてコストパフォーマンスが大変良いというメリットがあり、実際にコストは免震の10分の1で施工することができます。ただしデメリットとしては、免震が地震の大小に関わらず全ての揺れを軽減するのに対し、減震は大きい地震にのみ効果を発揮し、揺れを軽減するという特徴がある点です。木造住宅の場合、建物重量が鉄骨やRCに比べて軽いため免震よりも減震をおすすめします。
登録日:2016年3月18日