筑波建築研究所ーLCCM住宅デモンストレーション棟ーの視察
先日、筑波にある国の国立研究開発法人の建築研究所構内にあるLCCM住宅の視察をしてきました!
LCCM住宅というとまだまだ皆さん聞きなれない住宅だと思いますので(;^ω^)
まず、LCCM(Life Cycle Carbon Minus:ライフサイクルカーボンマイナス住宅)住宅について少し説明させて頂きます。
LCCM住宅とは住宅の長い寿命の中で、建設時、運用時、廃棄時においてできるだけの省CO2 に取り組み、
かつさらに太陽光発電などを利用した再生可能エネルギーの創出により、
住宅建設時のCO2 排出量も含め生涯でのCO2 収支をマイナスにする住宅
として提案されたものです。(下図イメージ画像:国立研究開発法人 建築研究所 参照)
ん~なんだか分かりづらい住宅だなと思った方もいるかもしれませんが
要は低炭素住宅やゼロエネルギー住宅のさらに先の住宅で
建物を造る時、その建物の中で生活する時、壊す時など一連の流れの中で発生する
CO2を建物で生活する間でマイナスにしちゃおう!という考え方です。(^O^)
とはいうものの実はこれを実現させようと思うとなかなか大変なことで
住宅に使われる柱や梁などの材料を地産地消で使用していくことや
パッシブ住宅のように自然の太陽の光や風を上手く取り入れること
さらに太陽光発電や太陽熱集熱器対応型ヒートポンプ給湯器などの
自然エネルギーを上手に使った最新設備を導入すること
などが必須になる住宅です。(^-^;
今回、実際のLCCM住宅の内外を体感させて頂いて感じたのは
国が研究開発しているだけに一般住宅への普及は
新築1棟に必要なトータル金銭的な面で考えてもまだまだ難しい点があると実感しました!(>_<)
やはり今は近い未来2020年の低炭素住宅やゼロエネルギー住宅の普及が金額的な面においても1番理想と考えます!
そこで、私たちTSUJIGUMIでは今後の住宅建築の状況を踏まえた上でも
これからはより性能の先をいく外観の見た目だけでは絶対に判断できない
Q1住宅などの実際に建物の中で生活をされるご家族にとって
1年を通して快適に生活できる居心地の良い家づくりを
行っていきたいと改めて思いました!(^^)
以上、今日は長いブログになりましたが最後までお読み頂き大変ありがとうございました!
TSUJIGUMI 辻 からの視察体験でした!(=◎ω◎)ノ